「異性を引きつける力とピルとの関係」−知って驚くびっくり事実!
*知って驚くびっくり事実!シリーズは、オーストラリア・クイーンズランド州の日本語新聞「SCT」に連載されているラッセル和代の痛快健康コラムで、世界の最新の研究やリサーチに基づいて分かりやすく書かれたものです。
今月も先月に引き続きピルのお話ですが、今月は異性を引き付ける力とピルとの面白い関係についてお話しましょう。
人間には異性を意識するための神経が存在しますが、異性を意識した時に、人を好きになるかどうかをコントロールするための神経が存在するという研究結果が発表されました。その神経をO神経と呼びますが、それは鼻から脳にかけてつながっており、私たちはその器官を使って異性に対する「におい」を感じているのだそうです。
「におい」というのはいわゆるフェロモンのことですね。どの動物も持っている自然な「におい」です。人間の場合は脇辺りからでていますが、現代人はそのフェロモンを体臭などと一緒にしてスプレーなどで押さえつけてしまっていることが多いようです。それによって動物が本来持っているフェロモンを感じにくくしているかもしれません。
しかしこのフェロモン、実は男女の相性を判断するとても大切なものであり、関係の成功や失敗にも大きく影響するものなのです。
ある研究によると、似たフェロモンを持ったカップル同士は、浮気が多かったり、子供ができにくかったり、流産しやすいなど、関係上の問題が生じやすいそうです。ですから私たちは、本能的にフェロモンの異なった異性を求めています。
ですが女性は、妊娠しているときは自分と同じフェロモンを持った人に惹かれるという現象が起こります。ピルを飲んでいる状態というのは、体に妊娠中だと錯覚させている状態。その状態で引かれる相手というのは、実際に魅力を感じるタイプとは正反対。
その結果、ピルを飲むのを止めたとたんに、二人の関係がうまくいかなくなったり、子供ができにくくなるというような問題が起こってしまうのです。ピルの服用は、癌や心臓病、肝腫瘍、頭痛、うつ病などのリスクを高めると指摘されていますが、男女の関係や生殖機能にまで影響を及ぼしてしまうのです。
薬や生活に便利な道具がどんどん出来ていく中で、それらに含まれる化学的な汚染物質の存在も深刻になってきています。妊娠をコントロールすることやひどい整理痛を抑えること、その痛みの原因でさえも汚染物質が原因かもしれません。
体の自然な働きをコントロールするということは、私たちが想像できないような結果を引き起こすリスクを孕んでいるのだということを忘れてはならないのです。
*以上は、SCTの2008年5月号に掲載されたものです。
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- [2008/05/12 19:34]
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